アラキドン酸とはなにか

アラキドン酸とは、生体調節ホルモンの原料で魚、魚卵、レバー、肉類、鶏卵、母乳等などにも多く含まれる不飽和脂肪酸の1つで、健康に良い働きをする物質です。肥満や生活習慣病のリスクを高める中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす力、物忘れやアルツハイマー抑制、精神安定作用によるうつ病や総合失調症等にも効果があるとされて最近注目されはじめています。

また、欧米や諸外国で乳児用調整乳にも添加されているように赤ちゃんや子供の脳の発達、精神発達に大きく作用すると言われ、アラキドン酸が不足すると、体重・身長が増加しにくい傾向にあります。粉ミルクをアラキドン酸とDHA入り粉ミルクに変えると、記憶や言語能力などの精神発達レベルが高くなるという研究結果もあるようで、国連食品規格委員会では乳児用粉ミルクへの配合を推奨しています。

安全性についても、食品として摂取する範囲内では安全と思われています。直接的には体内で生成することのできない脂肪酸の一種のため、食事やサプリなどから摂取してみたいと思いますが、熱、光、空気にさらされると酸化してしまいやすい弱点があるため、サプリなどで手軽に補給するのも一つの手段です。

ただ、アラキドン酸の摂りすぎはアレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎などの症状を引き起こす場合があるといわれております。アラキドン酸の1日の推奨摂取量は、およそ240mg。卵では3個、豚レバーなら80g程度が目安とされていますので、ご注意しつつ摂取してください。

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